〜社会的企業としてのエイブルアート・カンパニーの事例から考える〜
- 大阪会場
- 3月18日(水)14:00〜17:00
ろうきん肥後橋ビル12階メインホール(大阪市西区)
大阪市営地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅10番出口直結[地図を開く]
- 福岡会場
- 3月19日(木)14:00〜17:00
福岡アジア美術館8階あじびホール(福岡市博多区)
福岡市営地下鉄空港線「中州川端」駅6番出口直結、JR博多駅より徒歩3分[地図を開く]
- 東京会場
- 3月25日(水)14:00〜17:00
日本財団ビル2階大会議室(東京都港区)
東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅3番出口より徒歩5分、銀座線/南北線「溜池山王」駅9番出口より徒歩5分、
丸ノ内線/千代田線3番出口より徒歩6分[地図を開く]
- 対象
- 障がいのある人のアートと仕事、CSR(企業の社会的責任)、社会的企業、
企業と市民活動のネットワークなどのテーマに興味のある人など
- 参加費
- 1,000円(資料代) 要申込み
開催主旨
エイブルアート・カンパニー(以下:カンパニー)は、障がいのある人がアートを仕事にできる環境をつくることを目的に2007年4月、奈良・東京・福岡の3つのNPOが共同で設立しました。障がいのある人のアート(絵画・イラスト・書など)を、企業が広告や商品のデザインに使用する“仲介”をし、仕事につなげています。現在、カンパニーアーティスト(障がいのある登録作家)は32人。登録作品は2,190点。作品や情報は、ウェブサイトやパンフレット、プロモーションイベント等で紹介しています。
カンパニーを発足させるにいたった契機のひとつは、2006年の「障害者雇用促進法」の改正と「障害者自立支援法」の施行です。障がいのある人たちが社会で働き暮らすための社会的基盤の整備が期待されながらも、職業領域の選択肢の狭さや雇用をとりまく環境の厳しさなどから、まだまだ就労の機会は限定されています。また、これまで「障がいのある人のアート作品をデザインの現場で使いたいと思っても、交渉の窓口がわからない」、作家側も「著作権や契約のことがわからない」などの課題がありました。カンパニーは、使用者・作家の双方から、こうした現状への改善要望を受け、作家や作品の情報を一元管理し、作品使用に関する窓口になる事業としてスタートしたのです。
設立して約2年。今、この仕組みをCSR(企業の社会的責任)に取り組むさまざまな企業が活用しはじめています。「作品のもつメッセージ性が企業のブランドイメージにつながる」と月刊40万部発行されているカタログの表紙に採用したハーバー研究所。株主やお客様へのメッセージを伝えるさまざまなツールにカンパニーのアートを活用している新生銀行。「デザイン本位でイラストを使用したい」とするアパレルブランドのタケオキクチ…。チャリティ、寄付といった、従来の活動の枠組みをこえた新しい協働のあり方が生まれてきています。
カンパニーは、文化のある成熟したライフスタイルを支援する「社会的企業」として、企業と市民活動の協働のネットワークを広げ、新しい創造都市モデルを提案したい、と考えています。多くのみなさまと出会い、意見交換をすすめる場として、本研究会を開催いたします。みなさまのご参加をおまちしています。
プログラム
- 13:00
- 受付開始
- 14:00
- 開会あいさつ
- 第1部
ケーススタディ1「エイブルアート・カンパニーの仕組みと障がい者アートを取り巻く環境」
エイブルアート・カンパニーとは何か、事業の全体像をご紹介します。(30分)
発表者:エイブルアート・カンパニー本部・関西事務局 柴崎由美子
| 1)理念 |
発足の背景、ミッション、組織 |
| 2)プロモーション事業 |
- 広告や商品のデザインにご利用いただくための営業・商談活動(価格・企業との契約)
- カンパニーアーティストの作品公開(ウェブサイト・パンフレット・CD-R)
- プロモーションイベントの開催(東京・福岡の商業スペース)
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| 3)作家支援 |
- カンパニーアーティストの公募と選考
- カンパニーアーティストとの契約・著作権管理
- カンパニーアーティストへ使用実績に応じた著作権使用料の支払い
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| 4)基盤整備 |
- デジタルデータの保管、ウェブサイトの運用、契約・著作権をめぐる課題
- エイブルアート・カンパニーの活動に関する講演・研究会・フォーラム開催
- エイブルアート・カンパニーの地方事務局創設事業(09年度開始予定)
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- 第2部
ケーススタディ2「企業によるエイブルアート・カンパニー使用事例紹介」
作品は実際にどのようなかたちで使用されているのでしょうか。また企業は、どのような方法で作品や仕組みを活用しているのでしょうか。具体的な展開の可能性を提示します。(30分)
発表者:エイブルアート・カンパニー福岡事務局 樋口龍二
- 株式会社ハーバー研究所:月刊カタログ表紙、ノベルティ、挿絵、誌面特集記事
- 株式会社新生銀行:コンサートのパンフレット、カレンダー、クリスマスカード、年賀状
- ブランドやキャラクターライセンシーとのコラボレーション(ボストン-ナイン、Rody、TAKEO KIKUCHIほか)
- 大阪商工信用金庫:ノベルティ、CSR活動のロゴマーク制作
- 株式会社城南電器工業所:カレンダー、社内へのアートレンタル、社員研修
- 近畿労働金庫:会員との協働による「プライベート美術館」、まちづくりプロジェクト ほか
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- 休憩(15分)
- 第3部
ディスカッション「障がい者アートのブランディングと流通」
エイブルアート・カンパニーを使用している企業のみなさまからご発言いただきます。また、コメンテーターとカンパニー事務局スタッフをまじえて、企業と市民活動が一体となった新しいビジネスモデルのかたちを探ります。(80分)
コーディネーター:エイブルアート・カンパニー東京事務局 太田好泰
- 大阪
- 株式会社城南電器工業所(京都):満塩 学(総務部総務課)
社員が参加するカレンダーづくり、会社内でのアート作品の展示、また社員研修として実施する障がいのあるアーティストの講演会などについて紹介します。
大阪商工信用金庫(大阪):山本 高久(理事・CSR推進室長)
会社のCSR活動を象徴するロゴマークの制作、エコバッグの制作、商品名の立案など、地域を代表する金融機関の新しい取り組みと挑戦について紹介します。
コメンテーター 近畿労働金庫(大阪):法橋 聡(地域共生推進室室長)
- 福岡
- 株式会社ボストン-ナイン(福岡):川本 元(代表取締役社長)
自社レディースブランドとのコンセプトイメージとマッチングさせ、2003年より障害のある人の作品をデザイン本位で先駆的に使用し、コラボレーションから広がる事業展開を紹介します。
株式会社新生銀行(東京)浅野 雅之(コーポレートバリュー部)
株主やお客様へのメッセージを、より効果的に引き立てるコミュニケーションツールとして、エイブルアート・カンパニーのアートを活用しています。
コメンテーター 福岡市:佐々木 喜美代(福岡市広報課長)
- 東京
- 株式会社ハーバー研究所(東京):新村 銀之助(制作部ディレクター)
作品のもつメッセージ性が企業のブランドイメージにつながると月刊40万部のカタログの表紙に採用。さまざまなアーティストに仕事の機会をつくっています。
株式会社新生銀行(東京)浅野 雅之(コーポレートバリュー部)
株主やお客様へのメッセージを、より効果的に引き立てるコミュニケーションツールとして、エイブルアート・カンパニーのアートを活用しています。
コメンテーター 特定非営利活動法人パブリックリソースセンター(東京):岸本 幸子(事務局長)
- [敬称略]
- 質疑応答(20分)
*やむをえない事情によりプログラムの一部を変更することがありますので、あらかじめご了承ください。
お申し込み方法
参加を希望される方は、FAX、E-mail、郵便にて下記のお申し込み事項をお知らせください。
なお、定員(100人)になりしだい締め切らせていただきます。
◆参加費(資料代)について
福岡会場および東京会場は、当日受付にて申し受けます。
大阪会場については、会場の都合により大変お手数ですが事前の振込となります(1,000円)。
銀行振込:ゆうちょ銀行・一〇九(イチゼロキュウ)店・当座・0038240 エイブルアート
郵便振替:01010-0-038240 ABLE ART
- 主催
- 財団法人たんぽぽの家
- 共催
- エイブル・アート・ジャパン、特定非営利活動法人まる
(福岡会場のみ) 福岡市、財団法人福岡市文化芸術振興財団
- 企画
- エイブルアート・カンパニー
- 助成
- 日本財団

- 後援
- 社団法人経済同友会、社会福祉法人全国社会福祉協議会、全国社会就労センター協議会、
特定非営利活動法人日本NPOセンター、特定非営利活動法人パブリックリソースセンター
(大阪会場のみ)近畿労働金庫地域共生推進室、(福岡会場のみ)福岡県中小企業家同友会